皆さんは、リビングなしの間取りを考えたことはありますか。
最近、ダイニングとリビングを一体化させて、リビングなしの間取りを選ぶ人が増えています。
そこで今回は、リビングなしの間取りのメリット・デメリットをご紹介します。
リビングなしの間取りを検討中の方、特徴を知りたい方、必見です。
□リビングなしの間取りのメリットとは?
1.空間を有効に使える
一般的に、LDKの間取りではリビングとダイニングの区別が明確にされていない場合がほとんどです。
この場合は、住人の感覚や好みで区分できるのです。
リビングなしの間取りを選択した場合、LDKの間取りと同じように、ダイニングテーブルを空間に余裕を持って好きなところに置けます。
そうすることで、部屋全体の空間をよりゆとりを持って使えるのです。
2.間取りの選択肢が増える
スペースにゆとりができるため、間取りの選択肢が増えます。
例えば、LDKと水回りを同じ階にまとめ、家事をしやすい間取りにしようとしても、リビングを別で設けると面積の問題でできない可能性が、リビングなしであればこの希望を叶えられます。
3.掃除が楽になる
リビングは、ソファやテーブルの下、ラグなど掃除する場所がとても多いです。
リビングなしにすることで、これら全てがなくなるため、掃除する場所が減るのです。
4.大型の家具を選びやすくなる
リビングがある間取りだと、スペースの問題で大きな家具は選びづらいですよね。
リビングなしの間取りであれば空間に余裕ができるため、普段選ばないような大人数用のダイニングテーブルを選べるのです。
特に、リビングなしの場合ダイニングテーブルがメインとなるため、こだわってみるのも良いでしょう。
□リビングなしの間取りのデメリットとは?
メリットが多くある一方、デメリットも必ずあります。
実際にどんなデメリットがあるのでしょうか。
*テーブルにものを置いてしまう
ダイニング中心の生活になるため、テーブルの上にものを置いてしまい、急な来客時に焦ることになってしまいます。
テレビのリモコンやティッシュをはじめ、リビングとダイニングで分散されていると気にならないものですが、一箇所にまとまることで物が多く感じられるかもしれません。
定期的に掃除し、定位置を決めておく必要があります。
*リビングが恋しくなる
住んでいると、リビングのソファでだらけたい時が出てくるはずです。
そういったときに、ダイニングしかないと思っているよりもくつろげないかもしれません。
そのような場合には、ソファダイニングやダイニングこたつのように、リビングとダイニングの中間の役割を果たしてくれるような、家具や間取りで工夫してみるのもおすすめです。
*家具の質に左右される
家具を選ぶ際に、質を気にせず適当に選んでしまうとすぐに飽きてしまい、後悔することになってしまいます。
家に置く家具の数が減るからこそ、よりこだわって質の良い家具を揃えることをおすすめします。
また、その家具と過ごす時間も必然的に長くなるため、使い勝手が良いものや使い心地の良いものを選びましょう。
□まとめ
今回は、リビングなしの間取りのメリット・デメリットをご紹介しました。
間取りを考える際、当然のようにリビングとダイニングがある間取りを考えると思いますが、リビングなしの間取りという選択肢もあります。
デメリットももちろんあるため、メリット・デメリットをしっかり検討することが大切です。
リビングなしの間取り、一度考えてみてはいかがでしょうか。